IPOを目指す東北の企業100社 東北元気プロジェクト100発動!

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参加企業リレーインタビュー

<並里 武裕 プロフィール>
1992年東北大学卒業、同大学院博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て、2000年より株式会社アイティプロジェクト取締役CTO。2001年独立し、SPEEDIAを設立。宮城エンジェルズフォーラム理事、宮城県インターネットサービス協会副代表理事。
株式会社スピーディア(http://www.speedia.co.jp/)

御社のことについてお聞かせ下さい

かつて多くの起業家は、家や土地を担保に融資を受け事業資金を調達していました。これは、要するにお金持ちしかお金持ちになれないということです。しかし株式という制度ができたおかげで、夢を担保にして資金を調達し、そのビジョンに共感する仲間とあたらしい事業にチャレンジできるようになりました。約400年前の東インド会社がはじめてといわれていますが、東北でも少しずつそうした直接金融を利用し、事業の飛躍的な拡大にチャレンジするベンチャーが増えています。当社もそうした1社です。
 当社はネットワークの構築やシステム開発、データセンターの運営等を行っています。全国で約120社の通信関連事業者に、ネットワークやサーバー、顧客管理システムなどをOEMで提供中。設立6年目、平均年齢26.5歳という若い企業ですが、今年はプライバシーマークを取得し、さらにISMSとISO27001のダブル取得を目指しています。先日は渋谷オフィスが稼動し、自社セキュリティー製品の販売を開始しました。SSLで暗号化し、ファイルを安全に送受信するシステムを提供していく予定です。あたらしいマーケットへのチャレンジがはじまります。

IPOにかける想いをお聞かせ下さい。

ITを用いてたくさんの人々の幸せを創造する会社になりたい。地域の情報化とその対価が地域に還流する事業を創造したい。社員の笑顔が一番多いチームを作っていきたい。そして、ただのベンチャーではなく、「強いベンチャー」を作りたい。
そのためには売り上げの増加だけでなく、法令順守の体制、人事評価制度、人材育成プランや各種規定類の整備など、さまざまな課題に取り組まねばなりません。上場するということは資金調達を容易にするだけでなく、監査法人や証券会社など外部の専門家の力を借りながら、会社を内側から筋肉質にするということでもあります。そうしたときに共に学び、上場した先輩企業の話を聞き、相談できるネットワークがあればどんなに心強いでしょう。実際、東京にはそうしたネットワークがいくつもあって、ベンチャー同士が緊密に協力し合っています。
そうしたネットワークを東北にも誕生させたい。誰かが考え、工夫する労を省くためではなく、リスクに果敢にチャレンジする起業家精神を勇気づけ、あたらしい事業の創出を応援し合うために。困難なチャレンジを続ける起業家が、東北から多数生まれることを願っています。

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